クインシー・ジョーンズat東京国際フォーラム2013/7/31総括編
●きっかけ
今回のコンサートを知った時は
まったく行く気はなかった。
それは日本のミュージシャンが
企画コーナーをやるというのが
自分にはNGだからである(失礼)。
しかし、たまたまいつもの飲み屋で
呑んでいると自分と同年代ぐらいのカップルが(古い?)
クインシー公演の話をしている。
耳をダンボにしたがよく聞こえない。
でその内じわじわと行きたくなった
今回がおそらく最後だもんねえ。
そんでもって当日券でGO~
●前回とどう違うの?
年齢や時代背景が違うのは当然だが
(歳はこっちもとってしまった)
少し比較してみよう。
A~1981:「愛のコリーダ」のヒットでブラコン色が強い通しのLIVE
ただし前半はJAZZモードもあり
B~2013:2部構成で1部の日本勢がブラコンモード(小曽根はJAZZだが)
2部前半はクインシー押しのミュージシャンのプロモーションか
いろいろなミュージシャンが出演したがJAZZ色が濃い印象
11曲目から前回の雰囲気に
A:ボーカリストは勿論、インスト陣もリードの主力が来日
トゥーツ・シールマンス(ハーモニカ)やジェローム・リチャードソン(sax)が
玄人好みのジャージーなソロを披露
そして核弾頭ルイス・ジョンソン(b)がピークを演出
B:若手プロモ以外全体的にボーカリスト主体(小曽根のビッグバンドはまずまず)
前回も参加グレッグ・フィリンゲンス(p)やジョン・ロビンソン(ds)も
バックに徹して、ジェリー・ヘイは指揮のみ(吹けないのか?)
●ベストパフォーマンス
A:各自のソロもいいが最大の見せ場は
ロッド・テンパートンメドレー(本人も参加、契約の関係かアルバム未収録)
マイケルナンバーだけでなく当時のりにのってた
クインシーのプロデュース作品が目白押し(ベンソン「ギブミーザナイト」等)
ブラボー!
B:1部を含め随所にマイケルナンバーをちりばめ
飽きさせないようにしたかな
ただインスト好きには少し物足りない
サイーダ・ギャレットは圧巻のステージ
でもMIPはJ・イングラム
「ジャストワンス」は以前と変わらぬ
素晴らしい歌唱でした
くどいけど「ワンハンドレットウェイ」も
聴きたかったねっ
パティ・オースティンは怖かった(笑)
●結論
1部のJミュージシャンも悪くなく
別途Bホールか何かでやったら良かったかも
だって終了が23時じゃたまらん。
俺はまだ近いけど遠方の人はたいへんだよ。
2部の新人プロモを前半にP・オースチンからを後半の
2時間パッケージでいいんじゃないの。
(この形式にした事情はあるんだろうけど)
クインシー御大は昔のスマイリー小原的
指揮はさすがに無理だったが
女性ミュージシャンにベタベタの
女好きは変わりませんでした(笑)。
~伝記を読めば西瓜泥棒で女たらしはわかるよ
結論として32年前武道館公演行って
ほんまに良かった~
インパクトちゃうでえ
以上です。
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